会長挨拶

呉市介護支援専門員連絡協議会のホームページにおこしいただきましてありがとうございます。
呉市は高齢化率（65歳以上が占める割合）が35％を超え，人口15万人以上のいわゆる都市型市町においては全国有数の高齢者が多い地域です。
少子高齢化の波は容赦なく押し寄せ，今後も後期高齢者（75歳以上）も増加し続ける見込みです。そのような状況の中，高齢者がそれぞれの地域で介護が必要な状態になっても安心して暮らすことができるよう各種公的，民間および住民サービスを活用・調整し，生活をサポートするのが介護支援専門員です。
当協議会はそのような介護支援専門が自施設や法人の垣根を越えて，以下のような事項に取り組んでいこうと平成15年に設立されました。

① 介護支援専門員（ケアマネジャー）の資質向上を図る
② 職業倫理の向上を図る　
③ 介護保険制度に関わる知識，技術の向上を図る
④ 円滑かつ充実した制度運営に寄与する
⑤ 保健・医療・福祉および行政（保険者）などの関係者や関係機関の連携を図り強化する

近年は高齢者宅にも障害を抱えた家族の存在や生活困窮，ダブルケアなど生活課題に直面している市民が多くおられます。介護支援専門員は高齢者の重度化予防，自立支援は当然のこと，周りの家族そして地域に目を向け課題を収集し，行政と連携を図りながら生きがいを持って住みやすい「呉市」の実現を進めていきます。

呉市介護支援専門員協議会
会長　宮下　勝則