早いもので今年も残すところあとわずか。
一年が過ぎる感覚が年々短くなっているのは老化現象の一つなのでしょうか…
さて、最近のお休みの日は家に閉じこもってNetflixやTV番組ばかり観ています。
その中で印象深かったものを皆さんに紹介しますので、ぜひ観てみてください。
①韓国ドラマ『ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士です』
片付けと整理は同じようで意味が違う。‘整理’から読み取れることがあり、次につなげる意味合いを持たせて。私たちが行うアセスメントも同じ。全ての感覚器を総動員して対象者を把握し、想像力を働かせ、全力で理解しようとする。単に項目に沿って機械的に聞き取るわけではない。
ドラマを観て初心を思い出しました。
②NHKスペシャル
『死亡退院 精神医療 闇の記録』
東京八王子にある滝山病院の事件はこの業界に身を置いている私でも精神科に不安を抱いた。
病院や施設のほとんどは個人の尊厳を大切にした処遇を行っていると思うが、もし私や私の家族が同様の処遇を受けると考えるだけでゾッとする。
一方で現場の職員がどんなに頑張ってもきれいごとで片付けられない状況もあり、その辺をしっかりとした根拠に基づいて、しかるべき手順で進めないといけないと改めて感じた。
私たちの仕事は感情労働。高い倫理観も要る。改めて本当に大変な仕事だなぁと感じました。
③ハートネットTVセレクション『私のリカバリー 脳出血からの復活 出口治明』
立命館アジア太平洋大学の元学長である出口治明さんの体験。右半身麻痺、失語症となっても入学式で祝辞を述べることを目標に掲げ地道にリハビリを重ね1年3カ月後に学長に復帰を果たし、入学式では電動車いすで登壇し、不明瞭な言葉ではあるが心に響く祝辞を贈られていた。
何事も考え方次第、あきらめず前進すれば叶う、と背中を押してもらった気がしました。
長くなりましたが、本年もたくさんの方に支えられ何とか年末を迎えることが出来そうです。
大変お世話になりました。
そして来年もどうぞ宜しくお願いします。
舛谷御幸