厚労省では2040年を見据えた新たな地域医療構想の検討が始まっている。これまでは地域における必要入院病床数や病棟の機能分化について検討してきたが、今後は外来や在宅医療を含めた医療提供体制、医療介護連携について議論が開始される。看取りやACP推進も課題となるだろう。令和9年度から動き出すこの新たな地域医療構想において、トータルマネジメントの担い手である介護支援専門員の果たすべき役割は大きい。 石井哲朗